JQ CARDセゾンは、JR九州グループのクレジットカードであるJQカードとセゾンカードが提携したクレジットカードです。
JQカードのポイントである『JRキューポ』の汎用性が高く、さらに、年会費無料にできるゴールドカードには、年間100万円以上の利用でボーナスポイント10,000Pが付与される特典が付いてきます。
その特典は、クレカ積立と組み合せることで容易に達成することが可能であることが大きな強みとなっています。
この記事では、
これらをメインに解説していきたいと思います。
JQ CARDセゾンのカード性能
JQ CARDセゾンは2つのカードランクが存在します。それぞれの性能について解説します。
カード | ノーマル | ゴールド |
---|---|---|
年会費 | 無料 ※年1回以上の利用 | 11,000円 ※条件付き無料 |
カード ブランド | VISA Amex Mastercard JCB | VISA Amex |
付与 ポイント | JRキューポ | |
ポイント 還元率 | 0.5% | 0.5%〜1.5% |
クレカ積立 還元率 | 0.1〜0.5% | |
ポイント 有効期限 | 獲得月の2年後 |
年会費
ノーマルカードは初年度は無料、2年目以降は年会費1,375円となっていますが、年1回以上の利用で翌年の年会費無料になります。
カードの使用予定が無い方は、忘れやすいため注意してください。
ゴールドカードは年会費11,000円がかかりますが、以下の方法で年会費を永年無料にすることができます。
公式からのインビテーションとは、セゾンPortalアプリで表示されるゴールドメーターのことで、そのメーターが100%になると、年会費永年無料のゴールドカードが作成できます。
ゴールドメーターの表示方法はセゾンPortalアプリへのカード登録、メーターを上げる方法は10万程度の利用?とカード所有日数が半年以上?といった情報がありますが、詳細の条件についてはわかっていません。
ゴールドカードを先に作成し、年間50万以上利用すれば年会費永年無料にすることはできますが、初年度の年会費11,000円は支払う必要があります。
それでも、年間利用ボーナスで10,000Pもらえるので、時間が惜しいと思う方は先に作成するのも一つです。
付与ポイントと有効期限
カード利用時に貯まるポイントはJRキューポというJR九州が展開するポイントサービスです。
ポイント交換先が豊富なため、さまざまな場面で価値を発揮してくれます。
JRキューポに関する詳細はこちらで解説します。
ポイント有効期限はカードランクに限らず、獲得月の2年後となっています。
ポイント失効を防ぐためにも、1年に1回は確認するようにしましょう。
ポイント還元率
ノーマルカード・ゴールドカード利用時のポイント還元率は0.5%と、クレジットカードの中では最低水準となっています。
しかし、ゴールドカードは年間100万円利用でボーナスポイント10,000Pが付与(還元率+1.0%)される特典があるため、カードの実質還元率を最大1.5%にすることができます。
その他にも、対象加盟店での利用先だと、ポイント還元率が最大5倍(2.5%)になる特典も存在します。
特典については、こちらで解説しています。
クレカ積立のポイント還元率
JQ CARDセゾンは大和コネクト証券にてクレカ積立ができます。
これによるポイント還元もあり、積立金額に応じて0.1~0.5%の還元率になっています。
月間積立金額 | ポイント還元率 |
---|---|
50,000〜10万円 | 0.5% |
40,000~49,999円 | 0.4% |
30,000~39,999円 | 0.3% |
20,000~29,999円 | 0.2% |
5,000~19,999円 | 0.1% |
クレジットカードによる月間積立金額の上限は2024年から10万円まで可能になるため、月最大500P、年間最大6,000Pの付与になります。
ただし、ポイント付与されるためには条件があり、買付後の即売りでは付与されないルールとなりました。
現状、このルールは『永久不滅ポイント』が還元されるクレジットカード限定で適用されており、JRキューポが還元されるJQカードは、即売りをしてもポイントが付与されることが確認されています。※改悪する可能性あり
もし、JQカードが即売りでポイント付与されなくなっても、価格変動コストを最低限に抑えてポイントを獲得する方法は存在します。
その方法や大和コネクト証券のクレカ積立に関しては、こちらで詳しく解説しています。
ゴールドランク特典
ゴールドカードの最も大きな特典としては、年間100万円利用でボーナスポイント10,000Pが付与(還元率+1.0%)されることです。
つまり、年間100万円利用すれば、通常還元ポイント5,000Pとボーナスポイント10,000Pが付与されるため、カードの実質還元率を最大1.5%にすることができます。
1年間に100万円以上利用することが難しい場合は、大和コネクト証券でのクレカ積立の活用がおすすめです。
JQ CARDセゾンGOLDは、クレカ積立利用分も100万円特典の利用実績としてカウントされます。
これが、JQ CARDセゾンGOLDの大きなメリットです。
詳細については、こちらで解説します。
また、ゴールドカードのその他の特典は以下になります。
ゴールドカードのみ、特定の利用先でポイント還元率が上がる特典が存在します。
実質+1.0%になる年間100万円利用特典を合わせれば、使用頻度が高い方にとっては価値が出てきます。
還元率が上がる利用先が以下になります。
利用先 | ポイント還元率 (100万円利用時) |
---|---|
Amazon ※月10万円利用分まで | 1.5% (2.5%) |
携帯料金 ドコモ / au / Softbank Y mobile / UQモバイル / 楽天 | 1.5% (2.5%) |
コンビニ セブン / ローソン / ファミマ | 2.5% (3.5%) |
動画配信サービス※ Netflix / Hulu / U-NEXT ABEMA / DAZN / Disney+ | 2.5% (3.5%) |
Amazon
●ポイント還元率:通常1.5% 100万円利用時2.5%
Amazonへの利用で月10万円までポイント還元率が+1.0%に加算されます。
2024年7月現在のAmazonギフトカード購入は、JCBブランドのクレジットカードを利用した実質還元率3.0〜3.5%の決済ルートがお得ですので、こちらも合わせて検討してみてください。
高還元率の決済ルートについては、こちらで詳しく解説しています。
携帯料金
ポイント還元率:通常1.5% 100万円利用時2.5%
対象加盟店:ドコモ / au / Softbank / Y mobile / UQモバイル / 楽天
携帯料金は各会社のカード特典が存在している会社もあるため、どちらがお得かは、そのカード年会費と月の支払い料金によって異なってきます。
プリペイドカードは登録できないことが多いので、JQ CARDセゾンGOLDを登録する価値はあります。
注意点として、ソフトバンク・Y mobileのまとめて支払い分は還元率UPの対象外です。
コンビニ
ポイント還元率:通常2.5% 100万円利用3.5%
対象加盟店:セブン / ローソン / ファミマ
ファミリーマートを利用する頻度が多い方は、JQ CARDセゾンGOLDを利用する価値があります。
しかし、セブンとローソンで利用する場合は、三井住友カードのタッチ決済の方が遥かにお得です。
これは、対象店舗でのタッチ決済利用時のポイント還元率が最低7.0%〜最大20%とかなり大きくなるサービスです。
ファミリーマートだけはこの対象店舗に含まれていないので、注意してください。
三井住友カードのサービスであるOliveについては、こちらで詳しく解説しています。
動画配信サービス
ポイント還元率:通常2.5% 100万円利用3.5%
対象加盟店:Netflix / Hulu / U-NEXT / ABEMA / DAZN / Disney+ / Paravi / Lemino / dアニメストア
動画配信サービスでJQ CARDセゾンGOLDを利用すると、ポイント還元率が通常の5倍である2.5%になります。
サブスクは毎月の固定費になるので、少しでも還元率が高いカードで決済した方がお得になります。
JQ CARDセゾンの所有メリット
還元率も低く、付与ポイントもJR九州のポイントですが、JQ CARDセゾンは2つの所有価値が存在します。
JRキューポと他社ポイントとの相互交換が可能
JRキューポは様々な他社ポイントと相互交換が可能です。
また、JQ CARDセゾンを所有することで、JRキューポと『永久不滅ポイント』を相互交換することが可能になります。
JRキューポの価値
JRキューポは様々な他社ポイントへ交換レート100%で交換可能である点がメリットの1つになります。
JRキューポへ交換可能な他社ポイントは以下になります。
JRキューポ ➡︎ 他社ポイント | ||
---|---|---|
交換可能な 他社ポイント | 交換時に 必要なカード | 交換レート |
Gポイント | ー | 100% |
Vポイント | ー | 100% |
Pontaポイント | ー | 100% |
永久不滅ポイント | JQ CARDセゾン | 100% |
エポスポイント | JQ CARDエポス | 100% |
JALマイル | JMB JQ SUGOCA | 50% |
ANAマイル | JQ SUGOCA ANA | 50% |
JRキューポは『Gポイント』に交換できるため、JRキューポ → Gポイント → リクルートポイントの交換が可能になります。
そして、リクルートポイントは『dポイント交換増量キャンペーン』の増量対象ポイントであることが多いです。
dポイント交換増量キャンペーンとは、対象の他社ポイントをdポイントに交換するだけで5.0〜10%プラスでdポイントがもらえるキャンペーンです。※例:10%の場合、他社ポイント10,000Pの交換でdポイント10,000P+1,000P
dポイント増量キャンペーンに関しては、こちらで詳しく解説しています。
たとえ、dポイント交換増量キャンペーンの対象外であるポイントでも、多くのポイントと相互交換できるJRキューポにさえ交換できれば、ポイントを増量させることが可能です。
JRキューポに交換可能なポイント、つまり、dポイント交換増量の対象にできるポイントは以下になります。
他社ポイント ➡︎ JRキューポ | ||
---|---|---|
交換可能な 他社ポイント | 交換時に 必要なカード | 交換レート |
Vポイント | ー | 100% |
WAONポイント | イオンSUGOCA ※Vポイントを 経由すれば不要 | 100% |
永久不滅ポイント | JQ CARDセゾン | 100% |
エポスポイント | JQ CARDエポス | 100% |
ビックポイント | BIC CAMERA JQ SUGOCA | 67% |
JALマイル | JMB JQ SUGOCA | 50% |
ANAマイル | JQ SUGOCA ANA | 50% |
WAONポイントをJRキューポに交換したい場合、イオンSUGOCAカードの所有が必要になります。
しかし、イオンSUGOCAカードを持っていないくても、Vポイントを経由してJRキューポに交換することが可能です。
また、ビックポイントからJRキューポの交換レートが約67%の良くないため、ビックポイントとして使用した方がお得に活用できます。
永久不滅ポイントの価値
永久不滅ポイントは1P=5円以上の価値で使用することが望ましいです。
永久不滅ポイントのお得な使い方が以下になります。
ANAマイルを活用できる方は、60 or 70%(1P=3.0 or 3.5マイル)の高い交換レートを持つのでおすすめです。
70%の交換レートにするには、みずほマイレージクラブカード/ANAが必要になります。
また、無印良品で使えるMUJI ショッピングポイントへの交換レートも120%と1P=6円の価値で使用することができます。
そして、どちらも交換する目処がない時は、ポイント投資をすることも可能です。
投資できる商品にS&P500連動インデックスファンドが存在するため、効率的にポイント運用することができます。
このように、永久不滅ポイントは活用方法が多くある優秀なポイントとなっています。
永久不滅ポイントの他の活用方法については、こちらで詳しく解説しています。
クレカ積立利用分も年間ボーナス実績にカウント
こちらはゴールドカード限定になりますが、先述した年間100万円利用で10,000Pもらえる特典の利用分として、クレカ積立利用分がカウントされます。※改悪される可能性はあり
そのため、年間100万円利用が難しい方にとっては、利用額の不足分をクレカ積立で補うことが可能です。
さらに、2024年からクレカ積立の月間上限金額が10万円になったので、クレカ積立分のみで100万円を達成することが可能になりました。※月83,334円の積立で年間100万円
この積立によって買付した投資信託は売却することも可能であるため、最小限のコストでボーナスポイントの獲得が可能になります。
投資信託の価格変動コストを抑えるためには、買付から売却までの時間をできる限り短くすることが望ましいです。
買付日に売却する方法が最も低コストで抑えられますが、公式はこの行為を防止する対応を講じています。
それが、クレカ積立による付与ポイントルールの変更で、当月中に売却した額のポイント還元はされなくなりました。
しかし、現状は永久不滅ポイントが付与されるセゾン系のクレジットカード利用時のみがこのルールの対象となっています。
JQ CARDセゾンが対象になったとしても、手間をかけることでポイント付与させることも可能です。
面倒な方や普通に100万円利用することが困難な方は、積立による還元ポイントは捨てて、年間ボーナスポイント狙いで即売りすることも1つの方法です。
クレカ積立の攻略
大和コネクト証券はクレカ積立による付与ポイントルールの変更により、即売りだけではポイント付与がされなくなりました。
ルール変更の内容が以下になります。
変更前:クレカ積立の買付金額に応じてポイント付与(積立月の下旬)
変更後:クレカ積立した投資信託の純増金額に応じてポイント付与(積立月の翌月下旬)
純増金額とは以下①、②のいずれか小さい方を意味します。
① 毎月5日(休業日の場合は翌営業日)のクレカ積立金額
② ①でクレカ積立した投資信託銘柄の当月のすべての買付金額(クレカ積立、まいにち投信、スポット買付を含む)から当該銘柄の当月のすべての売却金額を差し引いた金額※約定日ベースでの集計
ただし、現状このルールは『永久不滅ポイント』に関するルール変更となっており、『JRキューポ』にこのルールは適用されていません。
そのため、JQ CARDセゾンは当月中の売却額に関係無く、ポイント付与されることが確認できています。
ポイントルール適用となった場合
もし、JQ CARDセゾンもこのポイント付与ルールが適用された場合、以下の6つの対応方法が考えられます。
対応方法 | 年間 作業回数 | 年間ポイント 付与数 & 売却までの 保有期間 |
---|---|---|
方法① 素直に運用 | 0回 | 6,000P ー |
方法② 即売り | 12回 | 0P 数日 |
方法③ 積立翌月の初日に売却 & 積立翌月は積立停止 ※変更期限は月末日まで | 18回 | 3,000P 1ヶ月 |
方法④ 翌月の初日に売却 & 積立翌月は別ファンドを積立 ※変更期限は月末日まで | 24回 | 6,000P 1ヶ月 |
方法⑤ 積立後に即売り & 積立翌月は積立停止 ※変更期限は月末日まで ↓ 月末に同銘柄を積立分再買付 ※月末日までに約定 ↓ 積立翌月の初日に売却 & 積立翌月は積立停止 ※変更期限は月末日まで | 30回 | 3,000P 数日 |
方法⑥ 積立後に即売り & 積立翌月は別ファンドを積立 ※変更期限は月末日まで ↓ 月末に同銘柄を積立分再買付 ※月末日までに約定 ↓ 積立翌月初日に買付分を売却 | 48回 | 6,000P 数日 |
「作業回数」とは、設定変更や売却を行うことをそれぞれ1回としてカウントしています。
このように、ポイント獲得のためのリスクを抑えようとすると設定変更などの手間が増えていきます。
ルール変更後の対応方法の詳細については、こちらで詳しく解説しています。
お得な作り方
JQ CARDセゾンをはじめ、JQ CARDの新規発行にはポイントサイト案件は存在しません。
公式側の新規発行キャンペーン開催時が、カード発行の良いタイミングになりますが、九州地方・山口県在住者限定であることが多いです。
それ以外の方は、カードが必要となった時に発行しても特に問題はありません。