エポスカードの決済利用時に貯まるエポスポイントは、一般的なポイントのようにマルイ以外の店頭では使うことができません。
そのため、貯まったポイントを使おうとすると一手間かける必要が出てきます。
しかし、その一手間をかけることでポイント価値を高めることができるメリットが存在します。
この記事では、
これらをメインにエポスポイントの効率的な活用方法を解説していきます。
エポスカードとポイント
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エポスポイントが還元されるエポスカードの発行会社は、株式会社エポスカードであり、その親会社は株式会社丸井グループとなっています。
ポイント還元率はクレジットカード最低水準の0.5%ですが、カードランクをゴールドにすることで最大2.5%還元、プラチナにすることで最大3.5%還元の高還元クレジットカードにすることができます。※ファミリーボーナス分は除外
さらに、ゴールドカードは年会費5,000円を無料にすることができるため、年会費無料の高還元カードとしておすすめの1枚になっています。
ゴールドカードの場合、最大効率で利用すると年間25,000P以上のエポスポイントを貯めることが可能です。
エポスカードゴールドの活用方法はこちらで丁寧に解説をしています。
エポスポイントの使い道
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エポスポイントは1ポイント=1円の価値があるポイントです。
マルイ店舗やその通販の精算時に使用することができますが、これはマルイでのお買い物に限定されるため使い勝手は良くありません。
使い道としては、他社ポイントやマイルへの交換が存在します。
特にANAマイルは、ゴールド・プラチナカードを所有していれば交換レート60%と高いレートになっています。
ご自身が利用する機会が多い交換先に交換するのが最も良いでしょう。
エポスポイントの使用方法を以下にまとめます。
他社ポイントへの交換
交換先 | 交換レート |
---|---|
Pontaポイント dポイント | 1,000P ➡︎ 1,000P |
JALマイル | 500P ➡︎ 250マイル 50% |
ANAマイル | 500P ➡︎ 250 or 300マイル 50 or 60% |
JRキューポ | 1,000P ➡︎ 1,000P |
ANA SKY コイン | 1,000P ➡︎ 1,000コイン |
スターバックス カード | 500P ➡︎ 500円 |
ノジマポイント | 500P ➡︎ 500P |
セシールポイント | 500P ➡︎ 500P |
汎用性の高い交換先としては、Pontaポイント、dポイント、JRキューポになります。
ANAマイルを有効活用できる方は、60%の交換レートを持つANAマイルもおすすめです。
Pontaポイント、dポイントに交換(+0.5%)
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最小交換可能ポイント | 1,000P〜 |
付与までにかかる時間 | 1ヶ月程度 |
Pontaポイント、dポイントはエポスポイント1P=1ポイントの等価で交換ができます。
それぞれのポイントは、コード決済のau PAYやd払いによって実店舗でもポイントを使用することができます。
もしくは、auおよびドコモが発行するプリペイドカードの支払いにポイントを使用することができます。(エポスVisaプリペイドカードと同等)
どちらも、利用時のポイント還元率は0.5%です。
この3つのプリペイドカードのうち、ポイント還元率においての優劣はないので、既に持っているプリペイドカードのポイントに交換すれば良いと思います。
個人的なおすすめが、au PAY プリペイドカードで、利用先によってさらに還元率を上げることが可能です。
au PAYプリペイドカードの利用先はこちらで詳しく解説しています。
また、それぞれのポイントはマイルへの交換レートも悪くありません。後ほどこちらで解説します。
JAL・ANAマイルに交換(50 or 60%)
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最小交換可能ポイント | 500P〜 |
ポイント価値 | JAL 500P ➡︎ 250マイル ANA ノーマルカード 500P ➡︎ 250マイル ゴールド・プラチナ 500P ➡︎ 300マイル |
付与までにかかる時間 | JALマイル 1ヶ月程度 ANAマイル 2〜3日後 |
JALマイルとANAマイルは100P=50マイル(50%)、ANAマイルに限ってはゴールド・プラチナカード保持者のみ100P=60マイル(60%)のレートで交換することができます。
使い方によって数円以上の価値を持つマイルは、うまく活用できる人にとってはお得な交換先です。
交換申し込みから移行までの期間は、JALマイルで1ヶ月程度、ANAマイルで2〜3日となっているので、ANAであれば必要マイルの補完にも活用することができます。
手間は増えますが、交換レートを上げることが可能です。
JALマイルの場合、PontaポイントのJALマイル交換増量期間中であれば100P=60マイル(60%)のレートで交換することができます。
交換ルートは、エポスポイント ➡︎ Pontaポイント ➡︎ JALマイル になります。
ANAマイルの場合、JRキューポへの交換により100P=70マイルのレートで交換することもできます。
(ただし、様々なステップを踏む必要がある)
これは後ほどこちらで解説します。
エポスポイント ➡︎ JRキューポに交換(条件有り)
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最小交換可能ポイント | 1,000P〜 |
注意点 | JQエポスカードへの切替が必要 |
JRキューポはJR九州のポイントサービスであり、他社ポイントへの交換先が豊富な点が優れています。
通常のエポスカードの場合、エポスポイントの交換先にJRキューポは存在しません。
JRキューポへの交換には、JQカードエポスを所有する必要があります。
JQカードエポスとは、JR九州グループのクレジットカードであるJQカードとエポスカードが提携したカードのことです。
既に通常のエポスカードを所有している方は、JQカードエポスとの併用はできないため、カードの切替が必要になります。
JQカードエポスに関しては、こちらで解説しています。
ギフト券への交換
使い方 | ポイント価値 |
---|---|
モンテローザ お食事券 | 800P ➡︎ 1,000円 125% |
Amazonギフトカード | 1P ➡︎ 1円 |
Appleギフトカード | 1,000P ➡︎ 1,000円 |
スターバックスカード | 3,000P ➡︎ 3,000円 |
VJAギフトカード | 1,000P ➡︎ 1,000円 |
KEYUKA お買い物券 | 500P ➡︎ 500円 |
汎用性の高い交換先としては、Amazonギフトカード、VJAギフトカードになります。
お得な交換先としては、ポイント価値が+25%向上するモンテローザのお買い物券です。
モンテローザお食事券に交換(+25%)
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最小交換可能ポイント | 800P〜 |
ポイント価値 | 800P ➡︎ 1,000円 125% |
注意点 | 有効期限が3ヶ月間 |
白木屋や魚民といった居酒屋で有名なモンテローザのグループ各店舗で使用できる1,000円分の食事券(500円券×2枚)を800Pで交換することが可能です。
つまり、ポイント価値を+25%上げることが可能になります。
注意点としては以下になります。
特に注意する点は、申し込みから有効期限が約3ヶ月しかないことです。
対象店での利用が多い方にはおすすめの交換先になります。
マルイ関連での使用
使い方 | ポイント価値 |
---|---|
投資に使用 (現金化) | 1P ➡︎ 1円±α |
ネット通販 利用分に充当 | 1P ➡︎ 1円 |
プリペイドカードに 移行して使用 | 200P ➡︎ 201円 |
投資に使用(現金化)
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最小利用可能ポイント | 1P〜 |
注意点 | 元本割れする可能性 |
エポスポイントはtsumiki証券のポイント投資サービスで利用することができます。
tsumiki証券とは、エポスカードもしくはエポスポイントでのみ金融商品が購入できる丸井グループ(エポスカードの親会社)のネット証券です。
金融商品も5つの投資信託しか存在せず、必要コストの低いemaxisシリーズなどの投資信託は扱っていません。
しかし、それぞれの特徴についてわかりやすく解説されているため、投資初心者に向けたサービスとなっています。
この中で投資してみたいと思えるものがあれば、エポスポイントを投資信託の購入に使用することができ、運用することができます。
もらったポイントで運用することができることから、損失が出ても精神的なダメージは少なくて済むため、初心者の方にはおすすめです。
そして、売却した場合にはポイントではなく現金で返ってくるため、ポイントを現金化することができます。
買付申し込みから売却後の現金振込まで約1週間で行うことが可能です。
しかし、この場合には価格変動と信託報酬といったリスクが生じます。
とにかく早く現金が欲しい!という方にはおすすめの方法になっています。
ネット通販利用分に充当(±0%)
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最小利用可能ポイント | 1P〜 |
注意点 | ・充当できない利用店舗がある ・利用前の設定が必要 |
ポイントの価値は1P=1円と変わりませんが、カードの利用金額にポイントを充てることができるため、使い道を考える必要のない最も簡単な使用方法になります。
ただし、利用可能時期での設定が必要になります。
支払確定日(27日支払いの場合は大体6日)から支払い変更期限(27日支払いの場合は大体17日)までの間に利用設定することで、その月の支払い金額をポイントで割引することができます。
1ポイント単位で利用可能なため、過不足なくポイント利用することができます。
具体的な利用方法は公式サイトで紹介されているので、こちらを参考にしてください。
ユニクロ・ジーユーオンラインなどのポイント充当サービス対象外の店舗存在するので注意してください。
エポスVisaプリペイドカードに移行して使用(+0.5%)
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最小利用可能ポイント | 1P〜 |
注意点 | プリペイドカードの発行が必要 |
エポスVisaプリペイドカードはエポスポイントやエポスカードから金額をチャージすることで使用できるプリペイドカードです。
VISA加盟店でキャッシュ還元率0.5%のカードとして利用することができるため、ポイント価値を+0.5%にすることができます。
ただし、200円毎の利用で1円キャッシュバックされる点は注意してください。
また、バーチャル等の利用方法はないため、リアルカードの発行が必要です。
上限10万円までチャージすることが可能ですが、プリペイドカードによくある不正利用時の損害において全額補償される可能性は未確定です。(規約にも明確な記載はなし)
お金を入れすぎない、使用しない場合はカード使用を一時停止にすることが重要です。
エポスポイント 効率的な活用方法
ポイント価値を最大化する交換先は使う人によって大きく異なります。
例えば、先で説明したようにモンテローザの食事券はポイント価値を+25%高めることができます。
しかし、モンテローザを使用する予定も使用したい気持ちも無い人が、+25%に囚われて無理に使用することはお得になったとは言えないと個人的に思います。(使って結果満足するなら問題なし)
それならば、1ポイント=1円で使用したいものに使用した方が圧倒的にお得です。
個人的に重要なポイントは、ポイント交換レートと汎用性だと思っています。
ポイント交換レートの面では、ANAマイルへの交換が個人的にはおすすめです。
国内特典航空券を利用する方は、大体1マイル=2円の価値を持つので、1ポイント=0.6マイル=1.2円と120%のレートで活用することが可能です。
汎用先の面では、JRキューポへの交換がおすすめです。
先で説明したようにJRキューポは様々なポイントへの相互交換が可能であることが特徴です。
JRキューポの主な交換先は以下になります。
JRキューポ ➡︎ Vポイント
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Tポイントは、ウエルシアで毎月20日にVポイントを1.5倍で使用可能なウエル活で活用することができます。
これにより、ポイント価値を実質+33%高めることができます。
Vポイントの詳細については、こちらで丁寧に解説しています。
JRキューポ ➡︎ Gポイント
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GポイントはBIGLOBEの子会社のポイント事業で、ポイントサイトの名前であり、そこで貯まるポイントとなっています。
Gポイントは多くの相互交換先を持っているため、様々な『ポイントの集積地』として利用することが可能です。
Gポイントの有効期限は、最後に取得もしくは利用した日より12ヶ月とポイントサイトの中でも長いところもメリットの一つです。
JRキューポにはないGポイントの交換先としては、
があり、ポイントの汎用性をさらに高めることができます。
dポイント増量キャンペーンに関しては、こちらで詳しく解説しています。
Gポイント ➡︎ 現金化
Gポイントは手数料なしで指定銀行へ現金として交換することが可能です。
しかし、エポスカードもtsumiki証券を活用すればローリスクで現金化することも可能です。
なので、このためにわざわざJQエポスカードに切替する必要性もないでしょうが、マイナス無く現金化できる方法となっています。
JRキューポ ➡︎ 永久不滅ポイント(条件有り)
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交換可能条件:セゾンと連携したJQカードであるJQカードセゾンの所持
永久不滅ポイントは株式会社クレディセゾンのポイントサービスです。
ただし、セゾン永久不滅ポイントへの交換にはセゾンと連携したJQカードであるJQカードセゾンの所持が必要です。
永久不滅ポイントのメリットは以下になります。
ANAマイルへの交換レートが最大70%であり、これは交換可能なポイントの中でもおそらく最大レートになります。
しかし、70%で交換するには『みずほマイレージクラブカード/ANA』の所持が必要です。※通常交換でも60%の交換レート
また、ポイントの集積地であるGポイントを活用することで、Gポイント➡︎JRキューポ➡︎永久不滅ポイントの交換が可能になり、他社ポイントを永久不滅ポイントへ集約させることも可能になります。
永久不滅ポイントに関しては、こちらで詳しく解説しています。
面倒な点がポイント交換に必要なカードが多くなることです。
エポスポイントの交換ルート作りには、いくつかクレジットカードの作成が必要になります。
エポスポイント→JRキューポはJQカードエポス、JRキューポ→セゾン永久不滅ポイントはJQカードセゾンが必要です。
セゾンカードはアメックスブランドにした場合、セゾンアメックスの『キャッシュバック特典』を受けられるようになります。
IKEAやコメダ珈琲が30%オフで利用できる優秀なキャンペーンなので、年会費無料であれば作成価値は大いにあると考えます。
JQカードエポスやJQカードセゾンはポイントサイト案件がないため、作成するタイミングとしてはJQ側での新規作成キャンペーンがある時が良いでしょう。
JQカードセゾンに関しては、こちらで詳しく解説しています。