エポスカードには通常の『エポスカード』と『JQ CARDエポス』が存在します。
JQ CARDエポスは、JR九州グループのクレジットカードである『JQカード』とエポスカードが提携したクレジットカードです。
これらのカードの主な違いはカード利用時の付与ポイントであり、JQ CARDエポスの『JRキューポ』の方がお得に活用することができます。
この記事では、
これらに関して、わかりやすく解説をしていきます。
JQ CARDエポスの基本性能
JQ CARDエポスのカード性能が以下になります。
| ノーマル | ゴールド | |
|---|---|---|
| 年会費 | 無料 ※年1回以上の利用 | 5,000円 ※条件達成で無料 |
| カード ブランド | Visa | |
| 付与ポイント | JRキューポ | |
| ポイント 還元率 | 0.5% | 0.5%〜2.1% |
| ポイント特典 | ー | 選べるポイントUP +0.5% ※26年4月以降 年間利用ボーナス 最大+1.0% ファミリーボーナス 最大+0.1% |
| カード積立 還元率 | 0.1〜0.5% | |
| ポイント 有効期限 | 2年 | |
カード年会費
ノーマルの年会費は初年度無料、2年目以降は1,375円ですが、年1回以上のカード利用で年会費無料になります。
一方で、ゴールドの年会費は5,000円ですが、通常のエポスゴールドと同様に『年会費無料インビテーションをもらう』or 『年間50万円以上の利用』 で永年無料にすることができます。
年会費無料の条件に関しては、こちらで詳しく解説しています。
付与ポイントと有効期限
決済利用時に貯まるポイントは『JRキューポ』です。
JRキューポはエポスポイントより、他社ポイントへの交換先が多いため、幅広く活用することが可能です。
しかし、JRキューポはランク関係なく、ポイント有効期限が『獲得日から2年間』となっています。
ポイント変動による期限更新は無いため、失効しないようにご注意ください。
期限切れによる失効を避ける方法としては、一度他のポイントに相互交換することで、有効期限を延ばすことができます。
JRキューポの活用方法については、こちらで詳しく解説しています。
ポイント還元率
JQ CARDエポスの基本還元率は0.5%となっており、クレジットカードの中では低水準です。
しかし、エポスカードと同様に、ゴールド以上になるとカードランク特典が充実しているため、実質的なポイント還元率を上げることができます。
ゴールドの場合、基本還元率0.5%と合わせて最大2.1%まで還元率がアップします。
| ゴールド特典 | 特典内容 |
|---|---|
| 年間利用ボーナス | 年間利用額50万円以上 → 2,500P(+0.5%) or 年間利用額100万円以上 → 10,000P(+1.0%) |
| 選べるポイント アップショップ | +0.5% |
| ファミリーボーナス | 最大+0.1% |
ポイント還元率がアップする特典に関しては、こちらで詳しく解説しています。
ポイント還元対象外となる取引
【エポスカード ポイント加算対象外の追加】
2026年8月1日より、決済サービス・交通系ICへのチャージ利用分のポイント加算が終了します。※公式サイト
■変更日
2026年8月1日利用分〜
■変更内容
他社決済サービス・交通系ICへのチャージ
基本還元率 0.5% → 0%
※年間利用額の集計対象は変更なし
■対象外となる主な利用先
ANA Pay / au PAY / VポイントPay / Kyash
バンドルカード / 楽天Edy / Revolut
ワンバンク(旧B/43)
モバイルSuica / モバイルPASMO / モバイルICOCA
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い など
ポイント還元対象外に関する情報は、JQ CARDエポス申込サイトの注意事項に記載されています。
恐らく、ショッピングご利用の対象外となるサービスが、ポイント還元対象外であると推測されます。
また、2026年8月1日以降、決済サービス等へのチャージ利用分の基本還元率0.5%が対象外になる改悪が行われます。
ほぼ全ての決済サービスが対象外となるため、決済ルートをご利用の方はご注意ください。
改悪内容に関しては、こちらで詳しく解説しています。
クレカ積立還元率

JQ CARDエポスは『tsumiki証券』の金融商品をクレカ積立することができ、年間のつみたて金額×0.1%(初年度)~0.5%(5年目以降)のポイントが還元されます。
また、クレカ積立分はクレジットカードの年間利用実績としてカウントされます。※売却による制限あり
ただし、金融商品は7つの投資信託しか存在せず、emaxisシリーズのようなインデックスファンドと比べると運用コストが高いことが特徴です。
しかし、2024年11月に海外株式が約92%の『ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし)』が追加されました。
取扱商品の内訳は以下となります。※公式サイト
JR九州関連の特典
JQ CARDエポスはJR九州に関連した特典が多く付帯します。
アミュプラザ、駅ビル利用で割引

アミュプラザやJR九州の駅ビルの店舗において、カード利用による割引(3%〜10%)が期間限定で行われています。
また、併設している映画館でカードの提示により割引が受けられるようになります。
アミュプラザとは、JR九州が各県の主要駅において展開する商業施設であり、福岡の小倉を初め、佐賀県以外で7つ存在します。(福岡は小倉と博多の2店舗)
各施設で割引などの特典条件が変わってきますので、詳細は公式サイトを参考にしてください。
関西行き新幹線きっぷが割引

JR九州新幹線の割引きっぷの中には、eきっぷと呼ばれるJQカードのみで購入可能なネット予約限定きっぷがあります。
eきっぷはJR九州の各駅から関西行きの新幹線運賃(特急券)を割引価格で購入することができます。※公式サイト
割引率が10%以上になる区間もあるので、利用価値はあるかと思います。
指定区間の早特きっぷが取れなかった場合は、eきっぷを利用するのがおすすめです。
JRキューポ特典きっぷに交換可能
2025年1月22日より、JRキューポをJR九州の新幹線・特急列車の指定席きっぷに直接交換でき『JRキューポ特典きっぷ』サービスが開始されました。
交換に必要なポイント数は、通常運賃の約半額相当となっており、利用するユーザーにとってはかなりお得です。
例えば、『博多 ↔︎ 宮崎』間の通常価格は約16,000円ですが、JRキューポだと約69%オフの5,000Pで交換することができます。
対象は主要9駅間・36区間のJR九州新幹線・特急列車の指定席で、JRキューポアプリから申込・発券することが可能です。
通常のエポスカードとの違い
通常のエポスカードとJQ CARDエポスの違いについて解説していきます。
どちらのエポスカードも効率的に活用するには『ゴールド』にする必要があるので、ここではそれぞれのゴールドで行います。
| 通常 エポスゴールド | JQ CARD エポスゴールド | |
|---|---|---|
| 年会費 | 5,000円 ※条件達成で永年無料 | |
| カードブランド | Visa | |
| 付与ポイント | エポスポイント | JRキューポ |
| ポイント還元率 | 0.5%〜2.1% | 0.5%〜2.1% |
| 共通特典 | 選べるポイントUP +0.5% 年間利用ボーナス 最大+1.0% ファミリーボーナス 最大+0.1% | 選べるポイントUP +0.5% ※26年4月以降 年間利用ボーナス 最大+1.0% ファミリーボーナス 最大+0.1% |
| カード別特典 | ・プラチナ割引 インビテーション ・マルイ限定の特典 | JR九州限定の特典 |
| カード積立還元率 | 0.1〜0.5% | |
| ポイント有効期限 | 無期限 | 2年 |
エポスゴールドカードとJQ CARDエポスゴールドのカード性能は基本的に同じです。
どちらのゴールドカードも、ノーマルカードの利用時にもらえる年会費無料のインビテーションや、ゴールドランク特典の年間利用ボーナス+1.0%があります。
ただし、これら2枚のカードの併用は不可であるため、どちらか1枚のみしか保有することができません。
付与ポイント

| 通常 エポスゴールド | JQ CARD エポスゴールド | |
|---|---|---|
| 付与ポイント | エポスポイント | JRキューポ |
JQ CARDエポスゴールドを利用する1番のメリットは、付与ポイントが『JRキューポ』であることです。
JRキューポはエポスポイントより、他社ポイントへの交換先が多いため、使いやすさと言う点では『JRキューポ』の方が優れています。※公式サイト
| 交換先 | エポスポイント | JRキューポ |
|---|---|---|
| dポイント | 1,000P →1,000P | × |
| Vポイント | × | 500P →500P ※等価相互交換可能 |
| Gポイント | × | 1,000P →1,000P ※等価相互交換可能 |
| 永久不滅ポイント | × | 1,000P →200P ※等価相互交換可能 ※要JQ CARDセゾン |
| WAON POINT | × | 1,000P →1,000P ※要イオンSUGOCA |
| ビックポイント | × | 1,000P →1,000P ※要BIC CAMERA JQ SUGOCA |
| ANAマイル | 1,000P→ 500マイル | 1,000P→ 500マイル ※要JQ SUGOCA ANA |
| JALマイル | 1,000P→ 500マイル | 1,000P→ 500マイル ※要JMB JQ SUGOCA |
JRキューポの活用方法については、こちらで詳しく解説しています。
プラチナカードの有無

| 通常 エポスゴールド | JQ CARD エポスゴールド | |
|---|---|---|
| プラチナカード | あり | なし |
通常エポスカードのみ『プラチナカード』が存在します。
エポスプラチナは、年間利用ボーナスが最大1,500万円まで適用されます。
また、プライオリティ・パスの無料付帯やグルメクーポン(高級レストラン1名分無料)、高い海外旅行補償制度などの特典を受けられることができます。
カード年会費は3万円ですが、年間利用額100万円以上 or ゴールドカード利用による割引インビテーションによって、3万円から1万円割引の2万円にすることが可能です。
一方で、JQエポスの場合、JQのプラチナカードは存在せず、エポスプラチナの割引インビテーションをもらうことはできません。
もし、プラチナカードにしたい場合、通常エポスへの切替が必要になります。
プライオリティ・パスのプレステージが無料付帯となるクレジットカードの中では、コスパの良いプラチナカードの1つなので、利用頻度が高い方にとってはおすすめです。
エポスプラチナやプライオリティ・パス無料付帯のクレジットカードに関しては、こちらで詳しく解説しています。


利用店舗に応じたカード特典
| 通常 エポスゴールド | JQ CARD エポスゴールド | |
|---|---|---|
| カード別特典 | マルイ限定の特典 | JR九州限定の特典 |
通常エポスカードは、マルイ系列店舗での使用によりポイント還元率が2倍(還元率+0.5%)に上がります。
そのため、マルイで頻繁に買い物をする人は、『通常エポスカード』の方がお得に利用することができます。
一方で、JR九州系列の店舗での利用で割引等の様々な特典を受けることできる『JQ CARDエポス』は、九州在住の方がお得に利用することができます。
ポイント有効期限
| 通常 エポスゴールド | JQ CARD エポスゴールド | |
|---|---|---|
| ポイント有効期限 | 無期限 | 2年 |
『エポスポイント』はゴールドカード以上であれば、ポイントの有効期限は無期限となります。
しかし、『JRキューポ』はゴールドカード関係なく、ポイント獲得日から2年間が有効期限となり、失効するリスクが増えます。※期限更新は無し
期限切れによる失効を避ける方法としては、一度他のポイントに相互交換することで、有効期限を延ばすことができます。
このために交換するのも面倒なので、『dポイント交換増量キャンペーン』のような年に数回あるお得なタイミングで交換することをおすすめします。
dポイントの交換増量キャンペーンに関しては、こちらで詳しく解説しています。
通常エポス or JQエポスの選定基準
カード性能の違いを基に、どちらのカードを選ぶべきかの判断基準をまとめました。
さらに完結にまとめると、以下のようになります。
JRキューポでポイントを汎用的に活用したい人 ➡︎ JQ CARDエポスゴールド
ポイントは使えればなんでもいい人 ➡︎ 通常エポスゴールド
JQ CARDエポスへの切替方法
現在、ノーマルだけでなく、ゴールドカードもJQエポスゴールドへのネット切替ができるようになっています。
カード番号が変更されるため、支払い先のカード変更が必要になりますが、以下の特典は引き継がれます。
カード切替方法は、JQ CARDエポスゴールドの発行手続きを行うことで自動的に切替扱いされます。
この場合、新規入会特典は受けられないのでご留意ください。





