国内空港のレストラン利用で注目されているプライオリティ・パスは、国内・海外空港のラウンジや休憩施設が利用できるようになります。
フライトの待ち時間を有効活用できるため、海外旅行時にあればかなり重宝しますが、年間契約で数万円以上の会員費が必要になります。
しかし、プライオリティ・パスが付帯しているクレジットカードを所有することでかなりお得に利用することが可能です。
そのクレジットカード自体にカード年会費が必要ですが、年会費、プライオリティ・パスの種類、その他の特典はカードによって異なります。
本記事では、
これらについて解説していきます。
プライオリティ・パスについて
所有メリット
プライオリティ・パス(以下、PP)は、世界中の空港ラウンジやレストラン、リフレッシュ・休憩施設を利用できる会員制サービスです。
日本国内の場合、対象ゴールドカードの提示で入ることができるラウンジがあるため、そこまで利用機会はありませんが、海外の空港の場合は数時間以上待つこともあるため、これがかなり重宝します。
最近は、日本国内でもレストランを利用するためにPPを活用するユーザーが増えています。
空港によっては、PPと当日の搭乗券の提示で、3,000円程度のコースが無料で食べられるレストランが存在します。
こちらの利用者が増えたためか、PP付帯のカード会社によっては、日本国内のレストラン、休憩施設の利用を対象外とする発表がありました。
その他の会社も追随する可能性があるため、注視しておきましょう。
PP付帯クレジットカードの活用
PPには3つのプランがあり、通常加入する場合、全てにおいて年会費が必要になります。
プラン | スタンダード | スタンダード プラス | プレステージ |
---|---|---|---|
年会費 | 99ドル | 329ドル | 469ドル |
1ドル 150円換算 | 14,850円 | 49,350円 | 70,350円 |
ラウンジ 利用料 本人会員 | 1回35ドル | 年10回無料 1回35ドル | 無制限で無料 |
同伴者 | 1名35ドル | 1名35ドル | 1名35ドル |
最も安いスタンダードプランでも年会費で約15,000円、1回のラウンジ利用で約5,000円ほど必要になってきます。
ラウンジ利用が無制限のプレステージに関しては、年会費が約70,000円かかります。
このように、通常加入だと簡単に払える金額ではありませんが、『PPが付帯されているクレジットカード』を所有することで、数万円以上はお得に加入することできます。
PP付帯クレジットカードはカードランクが高いものが多いため、カード年会費が発生します。
カード年会費はカードによって様々ですが、2万円前後でプレステージのPPが付帯されているカードもあるため、こちらをうまく活用していきましょう。
PP付帯のクレジットカード一覧
PP付帯クレジットカードは様々あり、カードによってPPの受けられる内容も変わってきます。
カード年会費も様々であるため、今回は『年会費3万円以下のクレジットカード』をピックアップしました。
ここでは、以下の要素に着目して比較していきます。
無制限+本人会員のみ付帯
カード | 利用回数 | 年会費 | 家族会員 |
---|---|---|---|
エポスプラチナ | 無制限 | 20,000円 | 有料 |
セゾンゴールド Amexカード | 無制限 | 11,000円 ※オプション | 有料 |
セゾンローズ Amexカード | 無制限 | 11,000円 ※オプション | 有料 |
JCB ゴールド ザ・プレミア | 無制限 | 11,000円 | 有料 |
JCBプラチナ | 無制限 | 27,500円 | 有料 |
エポスプラチナカード
カード年会費 | 20,000円 |
利用可能回数 | 無制限 ※プレステージ会員 |
家族会員 | 有料 ※家族カード無し |
同伴者 | 有料 |
国内利用制限 | 特になし |
エポスプラチナカードには、『プレステージ会員』のPPが付帯しています。
カード年会費は30,000円ですが、ゴールドカードからの公式インビテーション or 年間100万円以上利用で年会費を20,000円にすることが可能です。
家族カードは無いため、家族や同伴者が利用する場合は有料になります。
セゾンゴールド、ローズ・アメリカン・エキスプレス ・カード
カード年会費 | 無料 ※年1回以上利用 ※ゴールドは要インビ |
PP登録年会費 | 11,000円 |
利用可能回数 | 無制限 ※プレステージ会員 |
家族会員 | 有料 ※家族カード非対象 |
同伴者 | 有料 |
国内利用制限 | 特になし |
セゾンゴールドAmexカードとセゾンローズAmexカードは通常はPPが付帯していません。
しかし、年会費11,000円で『プレステージ会員』のPPに登録することができます。
カード自体の年会費は、どちらも年1回以上決済利用することで無料になります。※ゴールドはインビテーション取得時のみ
家族カードは無いため、家族や同伴者が利用する場合は有料になります。
JCB ゴールド ザ・プレミア
カード年会費 | 11,000円 ※条件達成時 |
利用可能回数 | 無制限 ※プレステージ会員 |
家族会員 | 有料 ※家族カード非対象 |
同伴者 | 有料 |
同伴者価格 | 2,200円 |
国内利用制限 | ラウンジ以外の施設は利用不可 ※10月31日 20時以降から |
JCB ゴールド ザ・プレミアは、『プレステージ会員』のPPが付帯しています。
カード年会費は通常16,500円ですが、年間100万円以上カード利用すると、5,500円が割引されて11,000円にすることができます。
さらに、リボ払いであるスマリボを利用することで、さらに5,000円の割引を受けることができます。
ただし、通常のカード発行をすることはできず、JCBゴールドの年間利用額に応じて年1回のインビテーションを受けることで発行することができます。
2025年のインビテーションは、以下のどちらかを満たすことで2025年2月下旬~3月上旬に発生します。
①2年間連続で100万円以上利用
集計期間:2022年12月16日~2023年12月15日、2023年12月16日~2024年12月15日
②1年間で200万円以上利用
集計期間:2023年12月16日~2024年12月15日
家族カードはPP付帯の対象外となっており、家族や同伴者が利用する場合は有料になります通常価格の半額程度の2,200円で利用できる点はメリットです。
ただし、2024年10月31日20時以降は、国内のラウンジ以外の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設利用ができなくなります。※公式サイト
JCBプラチナ
カード年会費 | 27,500円 |
利用可能回数 | 無制限 ※プレステージ会員 |
家族会員 | 有料 ※家族カード非対象 |
同伴者 | 有料 |
同伴者価格 | 2,200円 |
国内利用制限 | ラウンジ以外の施設は利用不可 ※10月31日 20時以降から |
JCBプラチナには、『プレステージ会員』のPPが付帯しています。
カード年会費は27,500円となっており、PP付帯以外にもサービスが充実しています。
JCB ゴールド ザ・プレミアとは異なり、審査さえ通れば即発行が可能です。
こちらも家族カードはPP付帯の対象外となっており、家族や同伴者が利用する場合は有料になります通常価格の半額程度の2,200円で利用できる点はメリットです。
また、2024年10月31日20時以降は、国内のラウンジ以外の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設利用ができなくなります。※公式サイト
無制限+家族会員も付帯
カード | 利用回数 | 年会費 | 家族会員 |
---|---|---|---|
apollostation THE PLATINUM | 無制限 | 22,000円 | 無料 ※条件あり |
三菱UFJカード プラチナ | 無制限 | 22,000円 | 無料 |
apollostation THE PLATINUM
カード年会費 | 22,000円 ※年間300万円以上利用で翌年無料 |
利用可能回数 | 無制限 ※プレステージ会員 |
家族会員 | 家族カード発行で無料 ※年会費3,300円 ※本人会員が無料の時は年会費無料 |
同伴者 | 有料 |
国内制限 | 特になし |
apollostation THE PLATINUMには、『プレステージ会員』のPPが付帯しています。
カード年会費は22,000円となっていますが、カード年間利用額が300万円を超えると翌年の年会費が無料になります。
家族カードも年会費3,300円が必要ですが、本人会員が年会費無料であれば、家族カード年会費も無料になります。
さらに、家族カードは18歳以上の同居・同姓の親族で4名まで発行可能となっています。
そして、家族カードの会員も『プレステージ』のPPが付帯しています。
年間300万円以上利用できる方は、かなりお得なカードになります。
三菱UFJカード・プラチナ
カード年会費 | 22,000円 |
利用可能回数 | 無制限 ※プレステージ会員 |
家族会員 | 家族カード発行で無料 ※1名まで年会費無料 |
同伴者 | 有料 |
国内制限 | ラウンジ以外の施設は利用不可 ※10月1日から |
三菱UFJカード・プラチナには、『プレステージ』のPPが付帯しています。
カード年会費は22,000円となっており、家族カードも1名までは無料、2名以降は年会費3,300円で発行可能です。
そして、家族カードの会員も『プレステージ会員』のPPが付帯しています。
JCBカードと同様に、2024年10月1日以降は国内のラウンジ以外の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設利用ができなくなります。※公式サイト
回数制限あり+本人会員のみ付帯
カード | 利用回数 | 年会費 | 家族会員 |
---|---|---|---|
楽天 プレミアムカード | 年間5回※ | 11,000円 | 有料 |
楽天プレミアムカード
カード年会費 | 11,000円 |
利用可能回数 | 2025年1月から年間5回まで無料 ※6回目以降は35ドル |
家族会員 | 有料 ※家族カード非対象 |
同伴者 | 有料 |
国内制限 | 特になし |
楽天プレミアムカードには、『プレステージ会員』のPPが付帯しています。
しかし、2025年以降は年間5回まで無料、6回目以降は35ドルが必要な『スタンダード会員』になる改悪が決定しています。
カード年会費は11,000円となっており、PP付帯カードの中ではコスパの良いカードです。
家族、同伴者の利用金額は一律1人3,300円となっています。
回数制限あり+家族会員も付帯
カード | 利用回数 | 年会費 | 家族会員 |
---|---|---|---|
ミライノカード Travelers Gold | 年間6回 | 11,000円 | 無料 |
UC プラチナカード | 年間6回 | 16,500円 | 3,300円 |
ジャックスカード プラチナ | 年間6回 | 22,000円 | 無料 |
ミライノカード Travelers Gold
カード年会費 | 11,000円 |
利用可能回数 | 年間6回まで無料 |
家族会員 | 家族カード発行で年間6回無料 ※年会費無料 |
同伴者 | 有料 |
国内制限 | 特になし |
ミライノカード Travelers Goldには、『年間6回まで無料』のPPが付帯しています。
カード年会費は11,000円となっており、家族カードは年会費無料で3枚まで発行可能です。
そして、家族カードの会員も『年間6回まで無料』のPPが付帯しています。
UCプラチナカード
カード年会費 | 16,500円 |
利用可能回数 | 年間6回まで無料 |
家族会員 | 家族カード発行で年間6回無料 ※年会費3,300円 |
同伴者 | 有料 |
国内制限 | 特になし |
UCプラチナカードには、『年間6回まで無料』のPPが付帯しています。
カード年会費は16,500円となっており、家族カードは年会費3,300円で発行可能です。
そして、家族カードの会員も『年間6回まで無料』のPPが付帯しています。
プラチナカードという枠組みの中では、最も年会費が安いカードになります。
ジャックスカードプラチナ
カード年会費 | 22,000円 |
利用可能回数 | 年間6回まで無料 ※7回目以降は35ドル |
家族会員 | 家族カード発行で年間6回無料 ※年会費無料 |
同伴者 | 有料 |
国内制限 | 特になし |
ジャックスカードプラチナには、『年間6回まで無料』のPPが付帯しています。
カード年会費は22,000円となっており、家族カードは年会費無料で3枚まで発行可能です。
そして、家族カードの会員も『年間6回まで無料』のPPが付帯しています。
利用状況別のおすすめカード
ここでは、カードの選定基準として『家族会員無料の有無』と『年間無料利用回数』を基に、コストパフォーマンスの良いカードを紹介していきます。
コストパフォーマンスとは、年会費の安さだけではなく、ポイント還元率やカード利用によるポイントボーナスが大きく寄与してきます。
また、プラチナカードのような高い年会費が必要なカードは、その他のプラチナ特典や海外旅行保険も充実しています。
それらはカードと所有者の考えによって様々であるため、ここでは比較の要素として入れませんが、どのような特典があるかは公式サイトでご確認ください。
本人会員のみPP付帯
本人会員のみが付帯で問題無ければ、以下のカードがおすすめです。
カード利用はしない
メインカードとして利用しない方は、『セゾンゴールドor ローズ・Amexカード』がおすすめです。
このカードのメリットは以下になります。
プレステージ会員を年間11,000円で加入できる点は言うまでもなく、必要な年にだけ加入することができるため、効率良く利用することができます。
ただし、ポイント還元率は0.75%、その他のボーナスポイント特典は存在しません。
そのため、メインカードが別にある方にとってはおすすめのカードになります。
ゴールドカードの場合、年会費を無料にするには『セゾンパール利用からのインビテーション』が必要ですが、そちらが面倒な方はセゾンローズへの加入で問題ありません。
注意点としては、カードを年1回以上利用しないとカード年会費が発生することです。
同じ価格で2025年から年5回まで無料になる『楽天プレミアムカード』がありますが、楽天のサービスが欲しい方はそちらでも良いかと思います。
カード年間利用額が100万円以上
年間100万円以上のカード利用ができる方は、『エポスプラチナカード』がおすすめです。
このカードのメリットは以下になります。
エポスプラチナカードは、エポスポイントの基本還元率は0.5%ですが、誕生月には1.0%、対象店舗での還元率は1.5%になります。
そして、カード年間利用特典として、年間100万円で20,000Pが付与、200万円で30,000Pが付与と最大1500万円までのカード利用分に対してボーナスポイントが付与されます。
そのため、100万円以上の年間利用で年会費20,000円分のポイントが付与されるため、実質無料と考えることが可能です。
ただし、年会費を考慮したカード利用額に対するトータルのポイント付与率としては、年会費無料のエポスゴールドカードの100万円利用時が最も高くなります。
あくまで、プレステージ会員のPPやプラチナ特典が欲しい方はエポスプラチナカードがおすすめです。
ちなみに、エポスプラチナカードは年間300万円利用時が最も効率的な利用方法になり、年会費分を差し引いた時の実質ポイント還元率が1.17%です。※基本還元率と年間ボーナスのみ考慮時
エポスプラチナカードとエポスポイントに関しては、こちらで詳しく解説しています。
家族会員もPP付帯
家族会員も付帯させたい場合、あまり種類が豊富でないため、『年間無料利用回数』のみで判断することになります。
以下のカードがおすすめです。
年間6回まで無料
年間利用回数が6回で充分な方は、『ミライノカード Travelers Gold』がおすすめです。
このカードのメリットは以下になります。
年会費11,000円で、家族会員最大3名までが年間6回まで無料で利用できる点は、かなりコストパフォーマンスが良いです。
さらに、ポイント還元率も1.2%と一般的なカードよりも高水準であり、付与ポイントも1P=1円で現金化できるスマプロポイントになっています。
注意点としては、カード発行のために住信SBIネット銀行口座が必要な点です。
しかし、このカードを持っていると、ATM利用手数料と他行振込手数料が月10回まで無料にすることができるため、重宝する銀行口座になると思います。
プラチナ特典などのサービスが要らず、コスパ重視の方にはおすすめのカードです。
無制限で無料
プレステージ会員のPPが欲しい方は、『apollostation THE PLATINUM』がおすすめです。
このカードのメリットは以下になります。
本人会員及び家族会員はプレステージ会員のPPが付帯しています。
通常のカード年会費は本人会員が22,000円、家族カードが1枚3,300円となっています。
しかし、年間300万円以上カード利用をすれば、本人と家族カード分の年会費が無料になる点がこのカードの大きなメリットです。
また、カード自体の性能も高く、ポイント還元率は1.2%、apollostationのガソリン代が最大10円/L引きされる値引きサービスなどが付いています。
貯まったポイントも1P=1円で無駄なく使うことが可能です。
apollostation THE PLATINUMに関しては、こちらで詳しく解説しています。
エポスプラチナカードとの比較
『apollostation THE PLATINUM』は本人会員のみPP付帯で良い場合でも、お得になるケースがあります。
同じく、本人会員のみPP付帯、年間利用特典がある『エポスプラチナカード』を紹介しました。
どちらの方がお得になるかは、1つの指標はカード年間利用額によって決まります。
年会費分を差し引いた、カード年間利用額に対するポイント付与数が以下になります。
年間利用額 | エポスプラチナ | apollostation |
---|---|---|
100万円 | 5,000 | -10,000 |
200万円 | 20,000 | 2,000 |
300万円 | 35,000 | 36,000 |
400万円 | 40,000 | 48,000 |
500万円 | 55,000 | 60,000 |
このように、200万円まではカード年間利用特典がある『エポスプラチナカード』の方がお得ですが、300万円を超えると、カード年会費が無料になる『apollostation THE PLATINUM』の方がお得になります。
ただし、そこまで大きな差は開かないため、最終的にはその他の性能・特典をどちらの方がうまく活用できるかが重要になると思います。
性能で言えば、カードブランド(Visa vs. Amex)の差やポイントの活用方法などがあります。
特典で言えば、プラチナ特典の差、対象店舗での利用時のみポイントUP or ガソリン値引きの有無などが考えられます。
ご自身の利用状況に依るため、どちらの方がお得に活用できるか比較してみてください。
同伴者無料のPP付帯カード
同伴者も無料になるPP付帯のクレジットカードになると、年会費 or 発行審査基準がかなり上がってきます。
そのため、3万円以下の年会費のクレジットカードには存在しません。
同伴者も無料のPP付帯カードの一例が以下になります。
カード | 年会費 |
---|---|
楽天ブラックカード | 33,000円 |
Amexプラチナカード | 165,000円 |
ANA Amex プレミアムカード | 165,000円 |
JCB ザ クラス | 55,000円 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円 |
この中では、楽天ブラックカードが最も安価になりますが、申込に必要な条件が以下になります。
または、上記に関わらずインビテーションを受けることで発行することもできるようです。
家族会員になるための条件が基本的に18歳以上になるため、18歳未満の家族がいる方は検討する価値はあると思います。
なお、利用回数によっては、同伴者有料のクレジットカードを利用する方がお得になるケースもあります。
通常は35ドル(約5,000円)の追加料金が発生しますが、カード会社によってはこれよりも安く利用することが可能です。
カード | 同伴者利用料金 |
---|---|
JCB ゴールド ザ・プレミア | 1人2,200円 |
JCBプラチナ | |
三菱UFJカード プラチナ | 1人3,300円 |
楽天プレミアムカード | 1人3,300円 |
エポスプラチナ | 1人29ドル ※4,000円前後 |