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【ソフトバンク】新料金プラン”ペイトク”はお得なのか?通常プランとの比較、判断条件を解説!

ソフトバンク

ソフトバンクが『ペイトク』を2023年10月から展開します。

このプランは上手く活用することができれば、通常プランよりも月額料金を安くすることが可能です。

そのためには、特典であるPayPayをフル活用する必要があります。

では、どれくらいお得になるのか?月額料金に対してメリットはあるのか?これらを深掘りしていきます。

この記事では、

  • ペイトクの詳細
  • 通常プランとの比較
  • プラン加入の判断条件

これらについて解説していきます。

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ペイトクプランの詳細

ペイトクの料金プランは使用可能なデータ通信容量に合わせて3つのプランが存在します。

基本料金の内訳は以下になります。(税込価格)

プラン名ペイトク
30
ペイトク
50
ペイトク
無制限
データ容量30GB50GB無制限
月額基本料金7,425円8,525円9,625円
家族割1,210円
おうち割1,100円
PayPay
カード割
187円
割引適用時
基本料金
4,928円6,028円7,128円
※基本料金は基本プラン(音声)の税込1,078円込み

30GBまでのデータ容量であれば基本料金7,425円、50GBは8,525円、無制限は9,625円と1,100円ずつ加算されていくようになっています。

また、通常プランであるメリハリ無制限+と同じ内容であるペイトク無制限との料金比較がこちらです。

プラン名メリハリ
無制限+
ペイトク
無制限
データ容量無制限無制限
月額基本料金7,425円9,625円
家族割1,210円
おうち割1,100円
PayPay
カード割
187円
割引適用時
基本料金
4,928円7,128円
差額+2,200円
※どちらも月200GB以上を超えた場合、最大4.5Mbpsに速度制限がかかる

通常プランであるメリハリ無制限と基本プランの内容は全く一緒ですが、ペイトク無制限の方が月2,200円高くなります。

これをペイトクの特典でどの程度埋めれるかが重要になってくるので、そちらを解説していきます。

ペイトクの特典

ペイトクのプランに加入しているとPayPay利用時のPayPayポイントの還元率がUPします。

還元率UPの大きさはプランによって異なります。

さらに今なら、2024年2月までのPayPayでの買い物に対して還元率がさらに上がるキャンペーン(CP)を実施中です。

キャンペーンの適用期限は請求締日によって異なり、以下になります。

  • 請求締日が末日の場合:2024年2月29日の決済まで
  • 請求締日が10日の場合:2024年3月10日の決済まで
  • 請求締日が20日の場合:2024年2月20日の決済まで

プラン毎の還元率のまとめが以下になります。

プラン名ペイトク
30
ペイトク
50
ペイトク
無制限
通常時
加算還元率+1.0%+3.0%+5.0%
付与上限
[/月]
1,000P2,500P4,000P
利用額上限
[/月]
10万円83,333円8万円
キャンペーン時
(〜24年2月 or 3月請求締日)
加算還元率+3.0%+9.0%+15.0%
付与上限
[/月]
1,000P2,500P4,000P
利用額上限
[/月]
33,333円27,777円26,666円
※基本料金は基本プラン(音声)の税込1,078円込み
※実質料金はPayPayポイント 1P=1円で計算

通常時とキャンペーン時の違いはPayPay利用時の還元率のみで、還元付与ポイントの上限は変わりません。

ペイトク30で月1,000ポイントペイトク50で月2,500ポイントペイトク無制限で月4,000ポイントとなります。

しかし、通常時では最低でも8万円以上利用しないと上限付与までいかないので、ハードルはかなり高くなります。

キャンペーン時であれば3万円程度利用すれば良いので、キャンペーン時のみ契約するでもいいかもしれません。

このポイント付与分を基本料金から引けば、実質的な月額料金になります。

プラン名ペイトク
30
ペイトク
50
ペイトク
無制限
付与上限
[/月]
1,000P2,500P4,000P
基本料金
[/月]
4,928円6,028円7,128円
実質料金
[/月]
3,928円3,528円3,128円
※基本料金は基本プラン(音声)の税込1,078円込み、割引適用時
※実質料金はPayPayポイント 1P=1円で計算

ポイント還元上限まで毎月PayPayを利用できれば、ペイトク無制限が月3,128円と最も安くなるという面白い特典内容となっています。

これは通常プランのメリハリ無制限+の基本料金4,928円よりも月1,800円安くなるので、PayPayをフル活用できる人はかなり価値のあるプラン内容になっています。

メリハリ無制限+とペイトク30の基本料金が同じなので、ここは月に必要なデータ通信量とPayPay利用額で判断する普段する必要があります。

プラン加入の判断条件

この特典の肝は毎月のPayPay利用額がどの程度かが重要になってきます。

つまり、PayPayを普段利用しない人は通常よりも割高になるので、契約する価値はありません。

PayPay利用額に対する損益分岐点を作成しました。

キャンペーン時 加算還元率3%〜15%

PayPay
利用額
ペイトク
30
ペイトク
50
ペイトク
無制限
0円4,928円6,028円7,128円
5,000円4,778円5,578円6,378円
10,000円4,628円5,128円5,628円
15,000円4,478円4,678円4,878円
18,327円
|
18,334円
4,379円4,379円4,379円
18,335円
|
18,339円
4,378円4,378円4,378円
20,000円4,328円4,228円4,128円
26,667円4,128円3,628円3,128
27,778円4,095円3,528円↑上限
33,334円3,928円↑上限
※ポイント還元は小数点以下切り捨て
3プランの比較
  • 18,340円以上の利用 ➡︎ ペイトク無制限
  • 18,327円~18,339円の利用 ➡︎ 全て同じ値段
  • 18,326円以下の利用 ➡︎ ペイトク30
通常プラン(メリハリ無制限+)よりも安くなるPayPay利用金額
  • ペイトク30 ➡︎ 34円以上の利用
  • ペイトク50 ➡︎ 12,223円以上の利用
  • ペイトク無制限 ➡︎ 14,667円以上の利用

プラン毎の料金差は1,100円 or 2,200円であり、還元率の差が6% or 12%になります。

どちらも倍数で変化しているため、ペイトク50を加入するメリットがありません

強いてメリットを挙げるなら、「月のデータ通信量が30GBでは足りないけど、50GBあればいい」という方にとって最も安くなるのがペイトク50です。

ペイトク無制限との差額が最大1,100円であり、PayPay利用額に応じてこの差はなくなってきます。

目安としては、10,000円の利用で500円のペイトク50の方がお得、18341円以上利用すればペイトク無制限の方がお得になってきます。

ざっくり月19,000円程度のPayPayを利用できる方であれば、ペイトク無制限が最もお得になります。

キャンペーン時のまとめは以下になります。

このキャンペーンは10日締日の方は2024年3月締日まで、その他は24年2月締日となっています。

また、プラン切替のタイミングは申込月の翌請求月からとなっています。

以上より、キャンペーン期間は4ヶ月分(10日締日で10月11日から切り替えた方は5ヶ月分)となり、月4,000円分の還元なので、最大16,000円分(20,000円分)の還元を受けることができます。

現在のプランとの値段差と月最大4,000円分の還元を比較しながら、ペイトクの方がお得だと思う方は切替えて良いと思います。

ペイトク切り替えの判断項目
  • ① 月のPayPay利用額がざっくり15,000円以上見込める方
  • ② 「月最大4,000円分の還元」−「現在のプランの携帯料金とペイトクの差額」がお得だと思う方

通常時 加算還元率1%〜5%

PayPay
利用額
ペイトク
30
ペイトク
50
ペイトク
無制限
0円4,928円6,028円7,128円
4,0000円4,528円4,828円5,128円
45,000円4,478円4,678円4,878円
50,000円4,428円4,528円4,628円
54,980円
|
54,999円
4,379円4,379円4,379円
55,000円
|
55,019円
4,378円4,3784,378円
60,000円4,328円4,228円4,128円
80,000円4,128円3,628円3,128
83,334円4,095円3,528円↑上限
10万円3,928円↑上限
※ポイント還元は小数点以下切り捨て
3プランの比較
  • 55,020円以上の利用 ➡︎ ペイトク無制限
  • 54,980円~55,019円の利用 ➡︎ 全て同じ値段
  • 54,979円以下の利用 ➡︎ ペイトク30
通常プラン(メリハリ無制限+)よりも安くなるPayPay利用金額
  • ペイトク30 ➡︎ 100円以上の利用
  • ペイトク50 ➡︎ 36,667円以上の利用
  • ペイトク無制限 ➡︎ 44,000円以上の利用

こちらもプラン毎の料金差と還元率の差が倍数で変化しているため、ペイトク50を加入するメリットがありません。

通常時の場合、月55,000円以上のPayPay利用でペイトク無制限が最もお得になります。

通常時のまとめは以下になります。

通常時では、お得を受けるために必要なPayPay利用月額がかなり大きくなり、ハードルが上がります。

各ペイトクプランのPayPay利用月額を超えられなさそうな方は、ペイトクプランの解約をおすすめします。

ペイトク切り替えの判断項目
  • ① 月のPayPay利用額がざっくり50,000円以上見込める方
  • ② 「月最大4,000円分の還元」−「現在のプランの携帯料金とペイトクの差額」がお得だと思う方

ペイトクの注意点

ポイント付与上限リセットのタイミング

ペイトク特典は各月で表記していますが、詳しくは請求月内となっています。

つまり、上限リセットのタイミングは請求日までということです。

  • 請求締日が末日の場合:末日の決済分まで
  • 請求締日が10日の場合:10日の決済分まで
  • 請求締日が20日の場合:20日の決済分まで

人によっては月末ではないので注意してください。

ペイトク解約翌月の特典付与分

ペイトクの特典であるPayPay還元率UPの付与分は、提供条件書に「原則として対象決済の翌日から起算して30日後」と記載されています。

仮にペイトクを解約する場合、解約月の特典付与分は決済日の30日後である解約翌月に付与となります。

解約翌月でもペイトクの特典分として付与されるのかについての記載が無かったため、問い合わせしたところ、決済利用時点でペイトクプランであれば付与対象であることが確認できました。

還元対象外の利用先

ペイトク特典の対象外となる支払いが公式で明記されています。

一応、確認しておきましょう。

還元対象外の利用先
  • PayPayほけん
  • PayPay証券のおいたまま買付
  • PayPay資産運用
  • ポイント運用
  • ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの携帯電話料金
  • 請求書払いサービス
  • 保険診療を取り扱う病院・医院など(自由診療に関する支払いを含む)
  • 調剤薬局
  • 美容整形・美容外科
  • 行政サービス利用料・自治体納付金(地方税等)
  • 鉄道
  • 寄付
  • 保険(満期型)
  • 金券ショップ等再販売事業者が販売する興行チケット(映画/施設など)、交通乗車券、金券類(地域商品券等)
  • 金券類(全国共通百貨店商品券等)
  • プリペイドカード
  • 入国時の税関手続きの支払い
  • JR東日本グループ運営の加盟店での商品代