外貨決済をお得に利用することができるカードであるRevolut(レボリュート)はクレジットカードから残高チャージをすることができます。
さらに、三井住友カードの改悪によりチャージ経由用カードとして利用価値が高まっています。
ポイント還元率はありませんが、三井住友カードからANA Payにお得にチャージすることができる唯一のカードです。
しかし、Revolutへのチャージ利用時にチャージ手数料が発生するケースがあるので注意が必要です。
本記事では、
これらについて詳しく解説していきます。
Revolutの基本性能

Revolut(レボリュート)は、イギリス発祥の金融アプリで、全世界で5,000万人以上のユーザーに利用されている多通貨対応のVisaデビットカードです。
ポイント還元率はありませんが、海外事務手数料が無料なので、お得に外貨決済をすることができます。
アプリ上で、資金の管理から複数通貨への両替、送金までをスムーズに完結できます。
Revolutには3つのカードプランがあり、基本的なスペック表が以下になります。
| プラン | スタンダード | プレミアム | メタル |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | 980円 | 1,980円 |
| 対応通貨数 | 39通貨 | 39通貨 | 39通貨 |
| 平日の 両替手数料 | 無料 30万円/月 | 無料 無制限 | 無料 無制限 |
| ATM引出 無料枠 | 2.5万円/月 | 5万円/月 | 10万円/月 |
| 発行可能 カード | リアル バーチャル | リアル バーチャル | 金属製リアル バーチャル |
スタンダードプランは月額無料で利用できますが、プレミアムプランは月額980円、メタルプランは月額1,980円が必要です。
各プランの主な違いとしては、『月間の平日両替無料枠』と『月間の海外ATM引出無料枠』です。
無料枠を超えると、両替は超過分に対して0.5%の手数料、ATM引出は超過分に対して2.0%の手数料が発生します。
月間無料枠はカレンダー月(1日〜月末)ではなく、『アカウント開設日 or プラン変更日を起点とする1ヶ月(約30日間)』という周期制になっています。
通常利用ならスタンダードで十分
Revolutには3つのカードランクがありますが、三井住友カードからのチャージや通常利用として活用するなら、月額無料の『スタンダードプラン』で問題ありません。
その理由は以下の3点です。
クレジットカードからのチャージ機能に差がない
月額無料の『スタンダードプラン』でも、三井住友カード等のクレジットカードからのチャージ機能自体は有料プランと差はなく利用可能です。
月間30万円の無料両替枠で十分
海外などで外貨決済を利用する場合、スタンダードプランだと平日の両替手数料は月30万円まで無料になります。
月30万円以上両替する必要が無い方は余裕で収まるため、追加の為替手数料を気にする必要がありません。
月に数十万円以上の外貨決済をする方や、海外ATMを頻繁に利用する方以外は、まずは月額無料の『スタンダードプラン』から始めるのがおすすめです。
Revolutへのチャージ方法
Revolutに残高チャージ(入金)する方法として、銀行振込とクレジットカード・デビットカードが利用できます。
銀行振込
Revolutのアプリ内で、自分専用の楽天銀行法人口座が割り当てられます。※公式サイト
その口座に振り込むことでチャージすることができます。
銀行振込の場合、Revolut側でのチャージ手数料はかかりませんが、銀行から振り込む時に振込手数料が発生するのでご注意ください。
そのため、『振込用口座と同行の楽天銀行』か『振込手数料が無料になる銀行』を利用するようにしましょう。
振込手数料の無料回数が多いおすすめの銀行は、こちらで詳しく解説しています。
銀行チャージ分は送金(出金)が可能
銀行口座からチャージした残高は送金可能残高となり、銀行口座に出金することが可能です。
国内送金(出金)時には手数料が発生しますが、プランによって月間無料回数が存在します。
| プラン | 国内送金 手数料無料回数 |
|---|---|
| スタンダード | 1回/月 |
| プレミアム | 3回/月 |
| メタル | 5回/月 |
こちらの月間無料回数も、毎月1日にリセットされるわけではなく、開設日基準の1ヶ月になります。
無料回数を超えた場合は、1回あたり一律220円かかるのでご注意ください。
クレジットカード・デビットカード
クレジットカードとデビットカード(プリペイドカード)は、『カード番号登録』 or 『Apple Pay / Google Pay』からチャージすることができます。
また、チャージ可能なカードブランドは『Mastercard』と『Visa』のみです。
クレジットカード・デビットカードからチャージした残高は、送金(出金)することができず、買い物等の決済にしか利用できません。
他人の口座への送金や、海外ATMでの現金引き出しを行いたい場合は、必ず『銀行振込』でチャージした残高を使う必要があるのでご注意ください。
チャージ時の手数料
クレジットカード・デビットカードからRevolutにチャージする際、最も注意すべきなのがチャージ手数料です。
利用するカードの『カードブランド』や『クレジットカード or デビットカード or プリペイドカード』によって、チャージ手数料は異なってきます。
2026年現在の国内発行カードにおけるチャージ手数料は以下の通りです。※公式サイト
| 国際ブランド | カード種類 | チャージ手数料 |
|---|---|---|
| Mastercard | クレジットカード デビットカード | 無料 |
| プリペイドカード | 1.3% | |
| ビジネスカード | 1.7% | |
| Visa | デビットカード | 無料 |
| クレジットカード プリペイドカード ビジネスカード | 1.7% |
Revolutに無料でチャージできるカードは『Mastercardのクレジットカード』、『Mastercardのデビットカード』、『Visaのデビットカード』の3種類になります。
ビジネスカードや海外発行カードは一律で1.7%のチャージ手数料が発生するのでご注意ください。
Revolutの活用方法
Revolutのお得な活用方法について解説します。
基本的には、海外事務手数料が無料であるため、『外貨決済用のカード』としての活用がおすすめです。
また、最近改悪が入った三井住友カードの『ANA Payチャージ経由用カード』として活用することも可能です。
三井住友カードのANA Payチャージ経由

現状、三井住友カードの最もお得な決済ルートが『ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ』になります。
これにより、実質還元率を最大+2.0%アップさせることができます。
しかし、三井住友カードから直接ANA Payへのチャージ利用分は、ポイント還元&年間利用集計の対象外です。※公式サイト
そのため、ANA Payチャージまでに経由用のキャッシュレス決済として、『JAL Pay』や『au PAY』が利用されていました。
しかし、2026年3月1日以降、『JAL Pay』、『au PAY』などのチャージ利用分が集計対象外となる改悪が実施されました。
これにより、三井住友カードからANA Payにチャージするためのルートとして『Revolut』が唯一の手段となり、利用価値が高まっています。
『三井住友カード → Revolut → ANA Pay → 楽天Edy → 楽天キャッシュ』の決済ルートを用いることで三井住友カードの還元率に最大+2.0%させることができます。※チャージ上限により10万円まで
チャージ手数料が無料になる三井住友カード
『三井住友カード → Revolut』へチャージする際に最も気をつけなければいけないのがチャージ手数料です。
チャージ手数料が無料になるカードが、『Mastercardの三井住友カード』と『Visaのデビットカード』です。
特に、プラチナプリファードのようなVisaブランドしか発行できないクレジットカードだと手数料1.7%が発生するため利用は推奨しません。
OliveフレキシブルペイもVisaブランドしか発行できませんが、Oliveはデビットカードとして支払うことができます。
そのため、Oliveは『デビットモード』を利用することでチャージ手数料が無料でチャージが可能になります。
また、ビジネスオーナーズなどのビジネスカード(法人カード)は、たとえMastercardブランドであっても手数料1.7%が発生するのでご注意ください。
外貨決済時の利用
もう一つの活用方法が、Revolutの本来の強みである『外貨決済時の利用』です。
通常、日本のクレジットカードを海外の店舗で利用すると、VisaやMastercardが定める為替レートに加えて、1.6%〜2.2%程度の海外事務手数料が上乗せされて請求されます。
しかし、Revolutならこの海外事務手数料が0%になります。
さらに、決済時の為替レートにはVisaやMastercardの上乗せレートではなく、金融機関同士が取引に使う純粋な『インターバンクレート(実勢市場レート)』を基準とした有利なレートが適用されます。
つまり、Revolutで外貨決済をすれば、両替手数料とインターバンクレートだけに抑えることができます。
プレミアムプラン、メタルプランであれば、両替手数料は常時無料です。
スタンダードプランも平日・祝日は無料ですが、週末を指す『ニューヨーク時間の金曜日の17:00〜日曜日の18:00まで』は両替手数料1.0%が発生するのでご注意ください。
なお、適用される時間帯は、通貨の国に関係なく、『ニューヨーク時間』が基準になります。
土日祝日も両替手数料を無料にする方法
土日に外貨決済を利用する予定がある場合、『平日中』にアプリ内で日本円から決済通貨へ事前に両替をしておくことで、週末の決済利用でも事前両替した金額は両替手数料を無料で利用することができます。
平日と週末の時間帯が以下になります。
| 区分 | ニューヨーク時間 (基準) | 日本時間※ |
|---|---|---|
| 平日・祝日 | 日曜日18:00 〜金曜日17:00 | 月曜日8:00 〜土曜日7:00 |
| 週末 | 金曜日17:00 〜日曜日18:00 | 土曜日7:00 〜月曜日8:00 |
事前に両替しておいた外貨残高から自動的に引き落とされるため、余計な手数料は一切かかりません。
海外旅行のお供としても1枚持っておいて絶対に損はないカードです。



